占い師の冷蔵庫の中身を、今日は見せる。

占い師の冷蔵庫の中身を、今日は、見せます。

特別なものは、何も入っていません。むしろ、拍子抜けするほど、地味です。

でも、この地味さが、私の仕事を支えているので、今日は、あえて、そのラインナップを並べてみます。

目次

冷蔵庫の、3つのルール。

私の冷蔵庫には、ざっくり、3つのルールがあります。

①常備するものだけを、入れる。
②賞味期限の長いものは、見えない場所へ。
③毎日、一度は、中を全部見る。

この3つを守っていると、冷蔵庫の中が、ずっと、整っています。

順番に、見ていきます。

常備しているもの、ほんの10種類。

うちの冷蔵庫に、常に入っているもの。

卵。牛乳。プレーンヨーグルト。レモン。玉ねぎ。にんにく。味噌。梅干し。バター。チーズ。

10種類。

これだけあれば、だいたいの料理に、応用が効く。

朝食も、昼食も、夜食も、急なお客様にも、この10種類からスタートすれば、なんとかなります。

それ以外のものは、その日その日で、必要なだけ買う。

「常備しないといけない」と思い込んでいるものは、意外と、少ない。

ペットボトルの水は、買わない。

5年くらい前から、ペットボトルの水を、買わなくなりました。

代わりに、浄水ポットを使っています。

ガラスのピッチャーに水を入れて、毎日、冷蔵庫で冷やす。

朝、起きたら、この水をコップ1杯、ゆっくり飲む。

レモンを1/4切って、一緒に入れておくと、ほんのり香る。これが、私の毎朝の、小さな儀式になっています。

ペットボトルを買わなくなっただけで、冷蔵庫の中の景色が、ずいぶん、すっきりしました。

お肉は、そのときに買う。

冷蔵庫の中に、お肉のパックが、ずらっと並んでいる家、ありますよね。

まとめ買いして、冷凍して、使うときに解凍する。

合理的だけれど、私は、これをやりません。

お肉は、食べる日に、食べる分だけ、買う。

冷蔵庫に、お肉のパックが入っていると、その日のメニューを、それに合わせて決めることになる。

でも、買ってから食べる日が来るまでの何日間に、気分は、変わります。

昨日、鶏肉を買っておいたけど、今日は、魚の気分。

それができるほうが、食生活は、豊かになります。

冷蔵庫に縛られない食事が、いちばん、身体に合います。

夜食のためのダークチョコレート。

常備しているわけじゃないけれど、よく入っているもの。

カカオ85パーセント以上の、ダークチョコレート。

深夜、原稿が煮詰まったとき、1片だけ、冷蔵庫から出して、口に入れる。

噛まずに、口の中で、ゆっくり溶かす。

苦味が広がって、次に、わずかな甘みが、ほんの少しだけ、追いかけてくる。

その「ほんの少し」のために、苦さを先に受け取る。

この体験が、夜中の頭をリセットするのに、ちょうどいい。

糖分過剰にもならず、10分くらいで、脳の重さが軽くなる。

ミルクチョコレートだと、甘さで眠くなる。ダークでないと、この効果は、出ません。

ハーブは、ちょこちょこ、育てて使う。

ローズマリーとタイムと、パセリと、バジル。

ベランダで、小さなプランターに、生やしています。

必要なときに、ハサミで、ちょっと切って、冷蔵庫に入れる。

冷蔵庫の中に、生のハーブが、1種類でも入っていると、料理の底上げが、一段、違う。

ゆで卵にパセリを散らす。トマトにバジルを合わせる。鶏肉にローズマリーを添える。

たったそれだけで、普通の食卓が、ちょっと特別になる。

生活の中の、小さな「自分を大事にする」は、こういう細部に、いちばん、宿ります。

冷蔵庫を、毎日見る意味。

ルール③の、毎日、中を全部見る、というのは、実は、いちばん大切なルールです。

冷蔵庫を、毎日、1分でも見ていないと、中の在庫が、自分の頭と、ずれていきます。

「あ、これ、まだあったんだ」
「これ、もう賞味期限ギリギリ」
「この調味料、そろそろ使わないと」

1日1回、中身を眺めるだけで、食品ロスが、ほぼ、ゼロになる。

ロスがゼロになると、家計も整う。罪悪感もなくなる。

そして、何より、自分の生活を、自分で掌握している感覚が、戻る。

冷蔵庫は、家の中で、いちばん、生活の健康診断ができる場所。

冷蔵庫を見ると、その人が分かる。

いろいろな家におじゃまする機会があると、自然と、いろいろな家の冷蔵庫を見ます。

中身が、すごい情報量を、持っています。

ぎゅうぎゅうに詰まった冷蔵庫の家は、たいてい、持ち主も、予定で、ぎゅうぎゅう。

空っぽの冷蔵庫の家は、忙しすぎて、自炊する余裕がない日々。

賞味期限切れが残る家は、持ち主が、自分のことに目を向ける時間を、取れていない。

だから、整っている冷蔵庫は、整っている生活の、いちばんわかりやすい証拠。

お金をかけなくても、時間をかけなくても、冷蔵庫は整えられる。

ちょっとした仕組みと、毎日の1分の確認だけで、ずいぶん、景色が変わります。

明日の朝、冷蔵庫を開けて、見てみてください。

自分の冷蔵庫の中身、今日、全部、思い出せますか?

思い出せない人は、自分の生活から、少しだけ、意識が離れているサイン。

思い出せる人は、自分の生活を、きちんと、手のひらで握っている。

明日の朝、冷蔵庫を開けてみてください。

賞味期限切れのもの、あれば、捨てる。
使いきれなかったもの、あれば、今日の夕飯に組み込む。
足りないもの、あれば、メモする。

この1分が、あなたの1日を、静かに、整えてくれる。

私の冷蔵庫は、特別ではありません。

ただ、毎日、ちゃんと、見てもらっている、というだけです。

目次